sugioseptember

21グラムのsugioseptemberのレビュー・感想・評価

21グラム(2003年製作の映画)
3.8
映画好きのコヨ〜テ堀内さんと
最後に語った映画かなぁ。

『21グラム』の概要:魂の重さは21グラムだという。心臓病を患い余命1カ月と宣告された大学教授。
前科者だが、改心し信心深くなった男。突然、家族を失った女。1つの心臓を巡り、3つの家族がそれぞれに悩みを抱え、関わっていく様を描いている。
命や魂の重さを考えさせられる。

生命は失われた後にこそ、その命の重さを感じる事が出来る。面識の無かった3人の人間が、命の重さと生命の連鎖によって出会うべくして出会う。
命が失われて初めて、
その命の重さという呪縛に、彼らは苦しみ救いを求める。
それは生きている命では感じなかった命の重さ。
命の重さを鍵とし、贖罪と許しをテーマに人生を描いている。

命、死、赦し、再生、人生、家族、夫婦、信仰といった答えが1つでないものが散りばめられている感じ。

オレが死んだらまた色々コヨ〜テ堀内さんと
語りたい。

折れそうな月の下、キラー通りで。

いや、大塚あたりの安い居酒屋で…笑