わ

21グラムのわのネタバレレビュー・内容・結末

21グラム(2003年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます


うーん、重い。とてつもなく重い。扱ってるテーマがテーマなだけに重量感がはんぱじゃない。
さらに時系列がはじめぐちゃぐちゃなので疲れます。

人が死ぬと21グラムだけ体重が減るという どんな人でも
21グラムとは何の重さだろう 何を失うのか いつ21グラム減るのか どれほど失うのか 何が得られるのか どれだけ得られるのか
21グラムの重さとは?

この最後のナレーションと、それでも人生は続く というセリフが、生きることとはなにか?という問いの答えのような気がします。
Life goes on.よりも Life has to go on.の意味合いの方が強いのかなと思いました。個人的には、生きている限り 続かなければ、続けなければいけない という意味がきっと含まれているだろうと。
他の方のレビューにもありましたが、死ぬときに失う21gが、生きている間に止めたくても受け入れ続けてきたものからの解放をもたらすのかな なんて思ったり。

名作だと思うけれど、体力を持ってかれる作品。
わ