重い...思った通り、重い...。
タイトルに現れているように、21gの魂、Life（人生と生命）を巡る3人の物語。場面が時系列順ではなく、頻繁にカットが変わったり、時間が遡ったりするので、あれ...これ、いつのショーン・ペンだろう...と悩んでしまうことは多々あり。
でも、その人の記憶や人生が一方方向に進むものではなく、行ったり来たりするものだと考えれば、モザイクのような描き方はむしろリアルなんじゃないだろうか...。
物語の救いの無さと比べると、ラストはちょっと出来過ぎなんじゃないかと思ったけど、とにかく生命の重さをズシンと感じる一作です！
