タイトルとなっている"21g"とは、百年以上前にアメリカのマサチューセッツ州の医師であったダンカン・マクドゥーガル博士が死の前後の体重の変化を調べていたときに割り出された"人が死後に失う魂の重さ"だそうです。
「それでも人生は続く。」
心臓に持病を持つポールは、ある交通事故によって脳死状態となったドナーから心臓移植を受け一命を取り留める
「人生が続くなんてウソよ。」
ポールが命の恩人であるドナーを探し始めることで、関わるはずのなかった人たちの人生が交差していく
「過去じゃなくて、未来を見るの。」
時間軸がバラバラなので、登場人物を早めに把握する必要がありますけど、それさえできれば最後まで分かりやすい展開になってます。
「人生は続くのよ、神様に関係なくね。」
いったい21グラムとは何の重さなんでしょうかね?