「21グラム」(原題:21 Grams)
2003年に公開されたショーン・ペンがヴェネチア国際映画祭で男優賞を受賞した作品だ。
監督はメキシコ出身のアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ。
代表作として「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」、「レヴェナント:蘇えれし者」、「バベル」などが挙げられる。
人は死んだ時、21g軽くなるらしい。
僕は死を初めて身近に感じたのは、祖父が亡くなった時であった。
その時はまだ実感がわかず、ただ呆然とすることしかできなかった。
火葬場で親父は泣いていた。
「21gの重さとは?」
問う。
魂の21gは決して軽いものじゃないはずだ。
じゃあ、僕の魂の重さはどうだろうか。
答えなんてないかもしれない。
ただそのことを考えさせてくれる映画です。
是非、観てもらえれば幸いです。