Nao1996

21グラムのNao1996のレビュー・感想・評価

21グラム(2003年製作の映画)
3.4
21グラムという人間の死の前後で変化する体重について、そのなんたるかを考えさせる作品だった。轢き逃げの容疑者、被害者家族と、被害者の心臓をドナーとして移植された男性の関わり合いを描いている。イニャリトゥの、少しくすんだ乾燥した世界は、映画の世界なのにとてつもないリアリティで観客に迫ってくる。
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