バッシー

忘れえぬ慕情のバッシーのレビュー・感想・評価

忘れえぬ慕情(1956年製作の映画)
3.7
序盤、フランス人男性にデレる岸恵子の芝居が何だかわざとらしく感じてしまって。

しかし嫉妬による争いの様相を呈すると、こちらの観る集中度が増すのも言わずもがな。

悪びれる事なく両方の女性を愛してしまうフランス男は、もはや潔いとすら感じる。

結末は悲劇的なのだが、とにかく終盤の台風の描写が凄まじくて、どうやって撮影したのか不思議なくらい。

岸恵子は監督と結婚したそうです。