とよちゃん

悪魔が来りて笛を吹くのとよちゃんのレビュー・感想・評価

悪魔が来りて笛を吹く(1979年製作の映画)
2.3
角川映画金田一シリーズでも駄作でした。😅
出演者はそれぞれ名優なのですが微妙にキャラが違っています。
金田一は石坂浩二がはまりやくでしたが飄々とした中にも犯人だろうが命を救いたいという気持ちが表れていました。
結局は犯人も自殺するわけですがその時の残念さや無念さが現れることで金田一の人間性を見ることができたのです。
この映画では犯人がわかった後も連絡せず無駄な死者を出してしまうのに「自分は警察じゃないから」と平然と行ってのけるのは違和感を感じずにはいられませんでした。
金田一と等々力警部の関係性も他とは違います。
もちろん、別の映画ですから違って当たり前なのですが制作年は石坂浩二版より後ですから違って当たり前なのですが役柄としてのキャラは残して役者のキャラ違いを見せてくれるなら良かったと思います。
映像的にも安物臭く残念でした。
鰐淵晴子は綺麗なのですがこれもキャラが残念で斉藤とも子に至ってはクサさ極まる大根でした。
それまでの角川映画がなんだったのか残念でたまりませんでした。
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