今日も新作観る時間無かったので、過去に観た映画レビュー。
これ、日本版アメリカン・ニューシネマだろう(変な呼び方ね(。-∀-))。
百姓として生きるのが嫌で、渡世人となる若者三人。
で、この三人、めちゃカッコ悪い。生きるってことはカッコ悪くてマヌケなことの連続だ。
けど、それをまんま描くことがカッコいいのよ。それがニューシネマよ。
主役はショーケン。
そういえばショーケンの「傷だらけの天使」も、カッコ悪いことはなんてカッコいいんだろうドラマだったね。
監督・市川崑、脚本・谷川俊太郎。
そうか、市川崑といえば「木枯らし紋次郎」が先にあったね。
紋次郎もそれまでの時代劇ヒーローとは明らかに違うダーティーヒーローだったけど、やっぱりヒーローではあったよね。
メチャ強かったもん、負けなかったもん。
「股旅」の三人は情けなくなるほど弱いしカッコ悪い。
けど、そこがいいのよ。
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