叔父夫婦と暮らすピーター･パーカーは､自意識と恋を探求している､ごく平凡な高校生｡
ある日､父の遺品の中から謎めいた書類カバンを見つけた彼は､幼い頃に姿を消した両親の足跡を追い､コナーズ博士の研究所へと行き着いた｡
父の元同僚である博士が危険な実験を行っていることを知ったピーターは､重大な決断を迫られる｡
サム・ライミ監督版と違うのは、失踪した両親の研究が、ストーリーに重要な役割をすること。両親の秘密を追求する中で、自分の超能力をコントロール出来なかったり自分の両親がいない寂しさなどで葛藤しながらも、スパイダーマンとしての使命感に目覚めていく成長物語や、グエンとの強い絆が強調されていて、熱い感動をくれるヒーロー物になっています。
グエンがスパイダーマンとしての秘密を知りながらも、ピーターを支え助ける強いヒロインなのも、魅力です。
スパイダーマン目線での躍動感のあるアクロバティックなアクション・シーンもハラハラドキドキです。
