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荒ぶる魂たちのクリスのレビュー・感想・評価

荒ぶる魂たち(2002年製作の映画)
4.4
ヤクザの世界でしか生きられない男たちを殺伐と描いた傑作❗

自分の兄貴分を横溝一家の組長にするため疾走する剣崎のひた向きに突っ走るがその野望を打ち砕かれた時の哀愁が切ない‼️
とても見事な創りだと思う。

剣崎役の加藤雅也がとにかく格好良いのと全編ドキュメンタリータッチの映像でこの当時の極道社会を活写していて素晴らしい‼️

時代の波に飲まれてしまう昔かたぎの武道派ヤクザ達が次々と劇的な最後を迎えてしまうのは、悲壮感漂う……

モノローグで剣崎とその彼女(名前不明)がデートを重ねる以外ほぼ女性がいない男臭さ全開なのに暑苦しさは無い作風は、流石❗三池監督‼️

兄貴を庇って銃弾の的になった大友の腰から背後の剣崎が二丁の拳銃を抜いて殺し屋に乱射するシーン最高😃⤴️⤴️
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