タイトルの割にローテンション。かくれんぼ的な殺人鬼との攻防戦が続く。殺人鬼の油ぎった気持ち悪さと目を撮さない演出がなかなか不気味。殺しも割としっかり撮すし、血飛沫も文句はない。しかし、ハイテンションではないため、タイトルから想像していたイメージとのギャップはある。友人を救うことを決意した主人公のカーでの追跡パートはワクワクしたがカタルシスの薄さに肩透かし。何枚も上手な犯人の洞察力には感心したが、あっけなく返り討ちに。がっかりしていたところ、まさかのオチでハイパーヤンデレ百合物語に変貌。もっとハイテンションかつ百合百合して良かったとも思うが、後半は楽しめた。せっかく途中途中アガるBGMを入れるのだから、上げっぱなしのシーンがほしかった。ただ、最後のラブ全快の表情は怖さと可愛さが同居していた。百合ホラー。
