ねね

モダン・タイムスのねねのレビュー・感想・評価

モダン・タイムス(1936年製作の映画)
4.0
良かった!

労働に翻弄され、精神的におかしくなってしまった様子、機械的で実際には悲劇的にとれる社会の状態をコミカルな動きや表情で表現していて全体的にくすりと笑っていられる。
どこか志村けんを思い出してしまった笑

又、たまたま出会った女性を助けたり、好きな相手が絶望している時に勇気付けたり、ボロボロの家でも笑顔絶えない様子に、ほんわか癒される。

今の映画とは違い、音声少ないのに様子を詳細に伝えてくるチャップリンの表現力は、素晴らしく拍手👏監督も音楽も演技も全てやってるなんて、なんて多彩なんだろう。
白黒なのに色付いて見えてくるし、会話も聴こえてくるような気がする。

作品中のスマイルもロマンチックで良かったなあ。
名作といわれる理由がわかった気がする。
ライムライトとかも観てみたい。
ねね

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