工場での作業から始まり、自動食事マシン、刑務所での覚醒剤、デパートでのローラースケート、キャバレーでの即興歌など小ネタが多くずっと飽きずに楽しめました。テンポのいいコミカルで可愛い動きがクセになって素直に笑えますね。ストーリーも不景気による失業や機械化による過労といった現代社会への風刺が効いてて面白かったです。現在のAIにおける問題にもつながると思います。マイホームを夢見る2人がこんな不景気こそ"スマイル"で前に向かうラストシーンは美しく元気をもらえました。監督や主演はもちろん、制作や脚本から作曲まですべて手がけるチャップリンの才能に驚愕です。