歌子

ミルクの歌子のレビュー・感想・評価

ミルク(2008年製作の映画)
3.2
この作品は確実に彼の作品の分岐点になったはずと思いました。ゲイであること,マイノリティーであること,自由でありたいという精神性の戦い,もろもろのテーマがあるけど,最終的にミルクの人としての柔軟さと強さと、優しさ、普通さ(ここポイント!!)を描けば,すべてのテーマを包括出来ると判断したペンの作戦勝ちとしか言い様がありません。
テーマの盛り込み過ぎは,オリバー・ストーン 監督のように焦点をぼやかす事になりかねないですもんね~勉強になりました!
政治的な材料を、ガス・ヴァン・サント監督みたいな人が作ると、かえって力が抜けてていい感じになりますね。
歌子

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