Satouko

ミルクのSatoukoのレビュー・感想・評価

ミルク(2008年製作の映画)
4.3
ポスターが気になったのとショーンペンが出てるってことで観た。
ストーリーは1970年代、ゲイである権利活動家のハーヴィーミルクがマイノリティーのために生涯をかけて戦った物語。
最初はこういう話か、ってちょっとがっかりしたけど見ていくうちに実話ってことが判明して興味を持って観れた。まだ同性愛が市民権を得ていなかった時代。公民権獲得や地位向上のために立ち上がる姿は本当に凄いとしか思えなかった。こんなの強さと覚悟以上のものがないとできない。最後は衝撃すぎて鳥肌がたった。
"希望がなければ私たちは諦めてしまう。もちろん希望だけでは生きられない。でも希望がなければ、人生は生きる価値などない。だから君や、あなたや、あなたたちが、希望を与えなくては。
彼らに希望を"
命の危険を犯してまでやった価値はあった。その後のハーヴィーの仲間達の活動を実際の写真付きで見れたのにもまた感動した。
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