FUTURE WAR 198X年のYosinoLeeのレビュー・感想・評価

米ソ冷戦下の198X年にもしそのタガが外れたら...という70年代なら東宝が実写でやりそうな題材を東映が大胆にアニメ化。壮大なテーマと音楽。中盤以降の戦闘兵器、核攻撃描写は東映ロボットアニメっぽい迫力。遂には米ソスターウォーズも開戦とてんこ盛り。しかし肝心な絵作りが「アニメ版北斗の拳の絵の出来が悪い回」なので陳腐な印象。しかも出てくるキャラクターの目が死んでいる。こんなのが2時間以上続くのだから当時劇場に足を運んだ方々に「ご苦労様でした」と声を掛けたくなる。