リッジスカイウォーカー

サンクタムのリッジスカイウォーカーのレビュー・感想・評価

サンクタム(2010年製作の映画)
4.1
前人未到の映像。
僕が映画に求めるのは普通の生活では見られない光景やドラマ。
そういう意味でこの作品は前からかなり期待していたんですが、ツボです( ^ω^ )

冒険家という職業は常識からはかけ離れた判断を求められる。
生か死か。
小賢しいことは一切ない世界。
自然に相対するということはそういうことなのかなと思う。

苦渋の決断や精神崩壊。
極限に迫られた時の人間像。
洞窟の閉塞感に加え、呼吸のできない水中のシーンも相まって、見てるこっちも息苦しくなる。
映画館で観たら、もっと没入感が凄そうだった。

そんな中でも救われるのは親子の絆。どんな場面でも親子愛というのは美しいものだなぁと思う。

だからこそラストまでの最後の道のりは辛い。
サバイバルとはそういうものというメッセージか。

「遊びじゃないんだ」というセリフが映画の中であったけど、絵空事じゃない緊迫感が全編に張り巡らされた演出なので、これで作品としては納得のいくものかなと腹落ちしてる。

潜水病って初めて知った。
なんか怖い。
スクーバやってみたいけど怖くなった。
ちゃんと減圧すれば問題ないのだろうけど。怖いねぇ。

ジェームズ・キャメロンが関わってるだけあって、映像は半端ない説得力で満足ですた( ^ω^ )

親父さん役の人、どっかで見たことあるなぁーって思ったら、M:I2に出てきたあの人か!!∑(゚Д゚)

ああー!!