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姫君一刀流のmitakosamaのレビュー・感想・評価

姫君一刀流(1959年製作の映画)
3.1
東映YouTubeにて。大川恵子が復讐に燃える白頭巾の元姫様を演じる。

某城にて城主が持つ舶来の時計にキリシタンの十字架が仕掛けられ、家臣により始末される。実はコレは城主の弟が商人と結託し仕組んだ陰謀。
城主の妻も斬られるが、幼き姫は逃亡。

そして7年後に大人になった姫は白頭巾の剣士となり、親を葬った叔父と家臣、商人に復讐の為に暗躍する。
1時間の映画でココまで10分!異常なテンポの良さに傑作の予感!

何より麗しの女剣士というのが萌える!

神出鬼没な白頭巾は商人に揺さぶりをかけていく。

一方、大目付任を受けた侍・竜太郎(伏見扇太郎)が7年前の事件を調査し始め、遊び人を装い白頭巾に対峙する。

正直、この辺りからちょっとテンションが落ちてきた。女の細腕で復讐を目論むという話が、決着男の手助けに救われる展開だ。折角の白頭巾のキャラクターが活きなかったよ。
そして、後半から、大川恵子の殺陣の下手さが目立ち出す(笑)とにかくチャンバラが弱々しい。剣先がフワフワしてるわ(笑)
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