てつじ

ローズマリーの赤ちゃんのてつじのレビュー・感想・評価

ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)
3.9
ポランスキー独特の、神経をキリキリと逆撫でするような不快な演出が、水を得た魚のようにローズマリーの精神を破壊していく。物語に関係ないエレベーターの床のズレ、掻きむしるような時計の音の演出は、心の闇を知るポランスキーならではの絶妙な描写だ。
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