KOH

ローズマリーの赤ちゃんのKOHのネタバレレビュー・内容・結末

ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

「周りの人間が狂ってる。」
という根拠は、ローズマリーの訴えた痛みと、童話作家の書籍。

精神的に追い詰められているローズマリーの価値判断で、他者の行動の評価をつけられていく。

だんだんついていけなくなって、おかしいのは周りなのか、ローズマリーなのかわからなくなる。

結果、誰も狂ってない。

「悪魔信仰」と「悪魔の子供」という、ローズマリーと観てる側にとって今までの人生に馴染みのない事象と、周りの人間たちにとってはなんでもない当たり前の事象があるだけ。

事実ローズマリーが、「悪魔の子」の母親になることを受け入れただけで、全てが丸く収まった。

事実に対して抵抗するから、苦しみが生まれる。が、よくわかるね〜
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