SEIJISAN

ジャングル大帝のSEIJISANのレビュー・感想・評価

ジャングル大帝(1966年製作の映画)
2.0
手塚治虫先生の大ファンで先生の作品は全作品持っていて何度も読み返す程のファンです。その先生のあまりにも有名な代表作。初めてのテレビでレギュラー放送の国産フルカラーアニメーションを実現させた作品でもあります。そのTVシリーズのダイジェスト版みたいな作られ方をした本作。実は原作を僕はあまり好きじゃないんですよ。先生の代表作なのに。従ってアニメーション映画となってもやはり好きになれず。原作だと動物達が農耕を始めて、食堂を開店させて、お城まで建設し、道路も整備する。極めつけは人の言葉もしやべる様になる。...うーん、何か引っかかるんですよね。日本のアニメ会社の環境を現在まで引きずる悪しき前例を作った罪な顔も持つ本作ですが、無理やりでも日本のアニメーションを前進させた事で爆発的な進化を遂げさせた一面もありますし...。時代のせいもありますが、よほどの手塚治虫先生のファンでなければオススメはしないです。
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