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インディアン・ランナーのscarfaceのレビュー・感想・評価

インディアン・ランナー(1991年製作の映画)
4.2
ショーン・ペンは自分のツボ監督なのだという事が明確にわかった。元々「イントゥ・ザ・ワイルド」が大好きで、でもそれはショーン・ペン監督の力量技量なのか?という感覚でしたが、この監督デビュー作品を初めて観た時、そう思わざるを得ませんでした。
この映画を観ようと思ったのはfilmarksでつながっている方々のおかげ100%なので、感謝してもしきれません。なんせ全然知らないタイトルだったんで。自分は勝手に映画マニアだと思ってましたが、まだまだですね。filmarksは自分を謙虚にさせてくれます。

この兄弟に触れて、僕は胸が張り裂けそうになりました。人生ってのはうまくいかない事の連続なんだよ、実際。だから心が痛くなる映画ってのは自分の人生につながる良い映画だと思います。そんな良い映画にしたのはショーン・ペンなんだけども、ヴィゴ・モーテンセンがハンパなく良い演技してますね。この人なしではありえない映画。また、パトリシア・アークエットも素晴らしい。天然で頭悪そうなんだけど、純粋で愛に溢れた役をやらせたら魅力ナンバーワンす。デニス・ホッパーの曲者役もハマりまくり。トゥルー・ロマンスのパトリシアとデニス・ホッパーは、この映画の引用なんじゃないかと思うくらい。こちらが先なんですね〜。
あ〜久しぶりに良い映画観た。filmarksのみなさんありがとう!!
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