えいこ

ドクトル・ジバゴのえいこのレビュー・感想・評価

ドクトル・ジバゴ(1965年製作の映画)
3.8
たまたまBSで見始めたら3時間超える長尺で離れられなくなった。

第一次世界大戦やロシア革命をはさんで、運命的に出会い、別れ、また巡り会う男女の物語。舞台となる壮大な風景、華やかなブルジョアジーの世界、革命家やパルチザン、農民兵からなる数多の兵隊…エキストラの数も半端ない。

ユーリの聡明さ、清々しさに心が洗われていたが、後半は結局ビクターと同じ普通の男。ラーラは美しく逞しいが結局のところ魔性の女。トーニャが可愛らしく健気すぎるではないか。

雪の結晶の光る窓、水仙に囲まれた小屋、野戦病院に散っていく向日葵が印象的。
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