ヤスマサ

張り込みのヤスマサのレビュー・感想・評価

張り込み(1987年製作の映画)
3.5
脱獄した凶悪犯の恋人宅を張り込みしていた刑事が、対象の女性を好きになってしまうアクション・ラブコメディ。
相棒のビル・ライマーズ刑事(エミリオ・エステベス)と一緒に張り込みを命じられたクリス・リーシー刑事(リチャード・ドレイファス)は、張り込みの対象マリア・マグワイア(マデリーン・ストー)に惹かれ、思い掛けなく顔見知りになると、やがてマリアもクリスの親切心に好意を抱き始める。

FBIの依頼で始まる張り込みだが、かなり緩い感じの刑事に、脱獄した凶悪犯と対峙する可能性のある仕事を任せるのは、不安でしかない。
案の定的な展開で、ドタバタ感が見ていて面白い。
コメディだが、おふざけなしのクライム・アクションで、特に凶悪犯スティックことリチャード・モンゴメリー(エイダン・クイン)が絡むシーンは緊張感もある。
エミリオ・エステベスが活躍するシーンが乏しいのは残念だが、万事上手くいってしまうところがご機嫌で、愉しく観られる作品。
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