YP子

キッスは殺しのサインのYP子のネタバレレビュー・内容・結末

キッスは殺しのサイン(1966年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

なんだ。なんだ。このグッとくる素敵さは。
たったの98分の中にわたしの好きなテイストがグッとつまってた!
馴染みのよいオチがあるコントを見てるような。ちょっと長めの。
そんな感覚で観れます。

心に響くものなんて、何ひとつありません。
なくっていいんです。この手の映画は。

目で見て楽しくって、最後にドッカーンと古風なオチが!(笑)

殺し屋の女2人が主役なんだけど、もうどっちも最高にかわいいの!顔もかわいい(きれい)だし、スタイルは抜群だし、着てる服も全部素敵。
水着とかむっちゃかわいかった。
焼けたスキニーな身体にレトロ柄の赤い水着と伊勢丹チェックっぽい水着。太めのキャットアイラインにレトロガールな髪型。それに銃。

もうたまりません。

かわいすぎて。むっちゃツボ。このスタイル。

映画内で着てるワンピースは全部かわいかった!
特に城で夜男をたぶらかしに行く時に着てた白いロングワンピ。
あーもうあれ最高。

盛り髪も太いラインのメイクもどれもこれも最高で、殺し屋の女2人のうちの一人(ボブの方)がすぐ男にちょっかい出したくなるビッチってとこがたまらない。
むっちゃかわいい顔してたし!


1966年、イギリス制作の映画。
51年前だよ!?いやぁ。すごい。全然今でもこの格好で外歩けるし、好んで着れる。ファッションがとにかく最高。
リアル60年ファッション。


もう一度いうけど、心に響くようなストーリーは皆無。
ほんと純粋な「映画」って感じで、重くもなく突き抜けて明るいとかでもなく考え込むようなものでもない。最近の映画とはまったく違う。
この時代の潔い映画って大好き。


殺し屋の女2人。
エルケ・ソマーとシルヴァ・コシナ。
はぁ。素敵。


部屋で流しっぱなしにしておきたいような映画です!
YP子

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