家の前にビデオテープ置いてあるから観てみたら誰かに家に侵入されてるっぽいぞという映画。
映像がバキバキにカッコいい上にめちゃくちゃ面白い。とりあえず、人に入られても気づかなさそうだから豪邸に住むのは止めておいた方が良さそうです。フレッドが家の中に謎の男が居ないか探すシーンはホラー描写として普通に怖い。前半と後半で話が変わりすぎて面食らったけど、終わってみると「自分の分身と精神」についての話なのかなとか思うと何だか腑に落ちてきましたよ。暗闇の中どこに向かっているのか分からない話の流れに、ただひたすら身を任せる事しか出来ない、いわばトランス状態のような感覚を観客側とフレッドがシンクロしているように感じてそれもまた面白かった。
お前は制動距離も知らないのか!