ロスト・ハイウェイの作品情報・感想・評価

「ロスト・ハイウェイ」に投稿された感想・評価

そ

その感想・評価

5.0
顔面白塗りの男にミステリーマンと役名が付いてるのに笑った。

日常で自分の名前書く時「ミステリーマン」って書いてるのか…?

ファミレス店員「1名様でお待ちの…ププッ ミステリーマン様〜」

頭のイカれた主人公視点で描かれているためいくらでも支離滅裂に出来るところを、絶妙なさじ加減で破綻させずに観る側があれこれ考察出来る作りにしているのがすごい。
奇抜な映像やホラー映画的な演出で退屈さも感じさせない。

ヤクザのおっさんが交通マナーでキレるシーンは、そこだけ切り取って教習所に無料配布すべき…というのは散々言われているんだろうな
自分の血を見て現実を知れ

音楽、背景、俳優、女優、どれをとってもオシャレすぎるんだな。
ボゾボソと話して、室内のシーンはめちゃくちゃ暗い。

勃たないことで自信を無くして、浮気をしてるかもしれない奥さんへの不信感から、現実か夢か分からなくなって狂っていく。

謎の男が不気味でカッコいいんだよなぁ。ホラー漫画に出てきそうな感じで現実味がない。

マフィアのボスのカーチェイスシーン、怖すぎるだろ。

1番すげぇのは、奥さんと娼婦を演じてる女優さん、別人かと思ったわ。銃を突きつけられて脱いでいくシーンは最高にエロくてかっけぇ。
浮浪者

浮浪者の感想・評価

3.4
ミステリーマンは自撮り棒の実体化のようだ。「間髪おかずに記録せよ!」と叫ぶ、アーカイヴの亡霊。記録に支配された記憶は、根をそがれ浮遊する。その結集がまた亡霊としてさ迷う。追体験できる!というメディア的確信が世に現れたときから起きていた犯罪が追・追体験される。
冒頭の自分の家に次第に近づいてくるビデオテープが届けられるところ極上のホラー。あとミステリーマンの「今私はあなたの家にいます」が強烈すぎる。
iimio

iimioの感想・評価

4.1
これぞデヴィッド・リンチという感じのストーリー展開、映像の悪夢感
ちば

ちばの感想・評価

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「んんぉ?!」とずっと声に出して見てました。
断片的なシーンの塊にある確かなストーリーとは裏腹にちぐはぐなストーリーが積み重なって頭ん中ぐちゃぐちゃにかき混ぜられた気分。
編集シークエンスをあちゃこちゃ見せられた感じ?に近い感覚。
でもそれが爽快でめちゃめちゃかっこいい!

このレビューはネタバレを含みます

この映画、演出編集のセンスが素晴らしいです。
サウンドデザインもリンチが自ら行っているらしい。
デヴィッド・リンチはこの作品を作る上でO・J・シンプソン事件から着想を得たようです。
不可解な部分も多い事件なのだがこの作品も一筋縄ではいかない怪作。
豊かな映像表現を楽しみながら多面的な解釈を楽しむ作品でしょうね。


時系列通りに進まない展開

登場人物が本当にその人物自身なのか観客は困惑してしまうような演出方法。
ミステリーマン(謎の男)の家のシーン。
小さな小屋が燃えているが逆送り再生。
そしてミステリーマンが小屋の中から出てくる。
この男は現実にはいない存在なのでしょう。
彼はこの映画におけるトリックスターといったところ。

途中からピーターという青年がフレッドに代わり出てきます。
彼は妻殺しの疑いで投獄されたフレッドの独房になぜか入れ替わります。
フレッドが独房の中で見る妄想の中でまた道を走るイメージが出てきてその先にはピーターが。

あとは暗闇の中、鏡の中の自分を見る行為をフレッドとピーターふたりともしている。
ピーターの場合、鏡を見た時、額の傷が消えてしまっている。
この瞬間に時系列が移動していると考えます。
もしかするとフレッドの場合もそうだったのかもしれない・・・。
ある日彼の両親から話があると言われる。その前の晩のことを覚えているかと聞かれ彼は答えることができない。
あの夜とはアンディを殺害した日のことなのでしょうか。

アリスはピーターとの情事の後、立ち去る。
ピーターは起き上がるとフレッドになってしまっている。
フレッドがロラントの泊まるモーテルの部屋に訪れる前にロラントはレニーと思わしき女と一緒にいました。
このあたりが時間軸がこんがらがっているところ。

アンディのパーティーから帰って来た時に窓に懐中電灯のような光が見える。誰かが家に潜入していたのでしょうか。
しかしビデオテープを見ると妻をバラバラにしているフレッドの姿が見える。
その前にフレッドは鏡の自分を見ている。
ピーターと同様に考えるのであれば時系列がここで移動しているのか。

カットアップの手法
ダダイズムから生まれそれをブライオン・ガイシンが発展させウィリアム・バロウズが広めたカットアップ技法。
その後の芸術への大きな影響を与えました。
このロスト・ハイウェイもカットアップのような時系列。
これを普通の映画のような時系列に並べただけなら本当に普通のドラマになってしまいますが複雑怪奇と言ってもいいこの作品の時系列だと印象深い作品となっています。
もちろん細かい部分での演出の効果がこの作品の魅力を支えているのは言うまでもありません。

音楽
デヴィッド・リンチ作品では印象深い音楽が効果的に使われる(イレイザーヘッドの"In Heaven"など)。
この作品では往年の名曲(ルー・リードなど)や当時の若手の曲(Nine Inch Nails、The Smashing Pumpkins、Marilyn Manson、Rammsteinなど!)を積極的に使っています。

まとめ
考えるよりかは感じる作品かなと僕は思います。
演出の魅力的なポイントは非常に多いでしょう!
マニア向きな作品ですが若い人なら面白いと感じる人は多いんじゃないかな?

好奇心旺盛な人にオススメです!
sana

sanaの感想・評価

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噂通り謎だったけど唯一わかったこと:煽り運転はしちゃいけない
いなも

いなもの感想・評価

4.1
衝撃!!!!!
こんなにわかんないなって思った映画久しぶり。
投げやりなのに、どこかわかってよっていうヒントがあるのが、この作品から離れなくなってしまう虜にさせちゃう魅力みたいですね。

色彩表現と挿入音楽とグロさに惹かれました。
mtmt

mtmtの感想・評価

3.5
デヴィッド・リンチ監督難解作品のひとつ。ストーリーの解釈は途中で放棄した。監督の意図は、観るものを困惑させ超現実的世界へ導く事だと理解する事にした。その意味では映像、そしてこの作品では特にダークでヘビーな音楽が効果的な役割を果たしていたと思う。
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