インダスの大地

ロスト・ハイウェイのインダスの大地のレビュー・感想・評価

ロスト・ハイウェイ(1997年製作の映画)
3.8
(記録用)白塗りの何かよく分からん怪しい男が出てきたり何かよく分からんが急に違う人になったりするよく分からんケド何故か目を引く映画。

ストーリーが説明的ではないので、感覚に頼りながら観るが、観た後も???ってなってしまう…正直難しいです。あの男は誰?とかあの額の傷は?とか整備士の彼は何処へ?とか……(何度も観ればこの話の意図が見えてくるのかもしれないしホントは特にはなまる正解も無いのかもしれない)

でもストーリーが難しくてもおもしろポイントはわりとあったり。

マフィア(?)のおじさんが煽り運転をしてきた若者を正論と暴力の合わせ技でぼっこぼこにするシーンがお気に入りです。字幕は「交通教本で勉強しなおせ」だが聞こえてくるのはFワード連発のマザ●ァッカーーー… 笑
ちょっとポルノシーン多い気がするケド、巨大スクリーンのブルーフィルムのとことか、野外で車のヘッドライトに照らされて白く輝きながら交わるシーンとかは映像的に好き。
(片方の黒目が小さい男が出てる…)って思ったらマリリン・マンソンだった。
あと最初の方の送られてきた謎ビデオのワンシーンで、モノクロだった映像が一瞬だけ鮮烈な赤に切り替わるところは、夜中視聴だったので思わずハッとなる。(折角なのでどんな惨劇だろかと止めてまじまじと観てみたケド、ちょっとチープな造りだったので演出の仕方がモノを言ったなァ!と)

分かりにくい(分からない)ケド、嫌いではない映画