過去と未来をつなぐもの
駅を駆け抜ける冒頭のカメラ。3Dをうまく生かしていて、これは3Dでみて良かったな、と思います。
時計台のなかもワクワクしましたしね。
機械人形の表情に魅了されたせいか、父親の話オンリーなシンプルなものでよかったのでは。‥というか、彼にもう少し表情をつけて欲しかった(笑)
主人公の男の子は(父や叔父から伝えられた技術もつかって)途切れた過去を現在につなぎます。
人の感情、時代の流れ、一瞬として同じものがない移りゆく世の中。
映画はその瞬間をうつすもの。否定されたとしても、そこに込められた愛は未来へ届くことだってあるのだ。
技術が発達しても、人間なんてそうそう変わるものではないのだから。
愚かだけれど、だからこそ、おもしろい。
そして、つないだ現在が未来へと。。
いや~映画っていいもんですね~。
(映画生活投稿分2012)