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火の壁のcsmのレビュー・感想・評価

火の壁(1959年製作の映画)
5.0
どんだけフィルムが真っ赤になろうと、ロゴかわいい喫茶VOIXで別れたあの日と同じ傘とコートでキメたひづるの赤は映える。抱かせない妻ひづるのサングラスはキャットアイすぎてウルトラマンみたいだし阿蘇の火口で山内明と揉み合ってハラハラさせるハイヒール、素敵な山男が観測する微動計、牛も小唄で誘導バスガールが作る五目めし、上裸乗馬に大の字ジタバタでサービス過剰ったい大木実、ぼした祭りにやって来た医者・安井昌二のバッグインバッグ。観測小屋に二人で彫ったK&K…菊千代もケンさんもK、ケンさんの愛馬は吉野、馬も診察できる安井昌二、吉野の入院費は10万で笠智衆の保険が満期になるまであと3年。丸星デパート乗っ取りに反旗を翻すひづるが訪ねる織田政雄んちは妻病床で娘の見合いは失敗、高野真二に10万で買われた杉田弘子は桜むつ子の飲み屋に逃げる東京集合パートを経て火の国茶屋で待つ昌二。食べ物も雑貨も品揃えがとても良さそうな店すぎてここで買い物したい。ドロドロと迫り来る溶岩怖い、吉野が無事退院していて良かった。あづさ組の面々が実んちにドス突き刺して乗り込んでくるところ、ひとり虎のお面みたいなかわいい刺繍?セーター?みたいの着ている組員がいてとても気が散った。
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