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ロード・オブ・ウォーのRIOのレビュー・感想・評価

ロード・オブ・ウォー(2005年製作の映画)
3.6
1983年冷戦時代 会員制の高級クラブのように
ベルリンへ集まる各国政府役員と武器商人たち

銃弾で政権交代を促すとか
金のためにはやってないとは言うものの
ビン・ラディンは金払いが怪しいので取引きしない
薬莢が跳ねる度にレジの開く音がする

輸送金がかかるために戦地を去るときに
放置していかれたアメリカ製の武器
ユーリーはベイルートやアフリカ何処へでも行く
1992年 ウクライナには戦略上重要なために
100万人のソ連兵のいる中を買付けに向かう
冷戦後満杯の兵器庫の扉の奥に整然と並んでいる拳銃

ユーリーは売人としての才能があった事もあって商機を逃さない
やり直そうとする弟の道を塞ぎ
家族を全て失ったとしても改心しない人間だったから
出来ることなのかもしれない

過去にも増して防衛と称して兵器は作られてる
ラストに書かれた監督の強めのメッセージ
最大の兵器の供給者は
国連安保理の常任理事国
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