ルー

ロード・オブ・ウォーのルーのレビュー・感想・評価

ロード・オブ・ウォー(2005年製作の映画)
4.3
''死の商人''と呼ばれる武器商人にスポットを当てた作品で、何人もの武器商人への取材をもとに作られているので、彼らの実態を垣間見ることができるのではないでしょうか。

監督・脚本は『ガタカ』の監督と脚本や、『トゥルーマン・ショー』の脚本を手がけたアンドリュー・ニコルということで、流石の面白さでした。

登場人物それぞれに芯があってよかった。アフリカの紛争地帯の''もう誰も味方でない''という感じだったり、人々を守るべき軍人が賄賂を受け取り武器の販売を許可したり、その武器を罪のない人に向けたり、武器輸出を国がリードしている実態だったりを無駄なく伝えようとしている。

平和を目指す国連の常任理事国5ヶ国がほとんどTOP5ヶ国である現状を批判的に描いている気がした。
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