Shiny太田慎一郎

飛行士の妻のShiny太田慎一郎のレビュー・感想・評価

飛行士の妻(1980年製作の映画)
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3行で語れない複雑な側面があるのが人間だよね。ってことを改めてクリエイターに叱ってくれる繊細な映画。

ロメールの映画って、今泉監督の雰囲気に似てて、特別大きな事件とか何も起きないし、でもだからといって退屈もしなくて、

常に人間の内面的な機微や何かが映像とともにとてつもなく激しく、しかし見えにくく動いているように感じられるなぁ。

あとマジでロメールの映画の画の感じや色合い好き。

そのためにわざと35mmでなく16mmで撮ったとか。