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ジョゼと虎と魚たちのaeroのネタバレレビュー・内容・結末

ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

アニメ版を視聴した後、また見たくなって視聴。足の不自由な女の子とチャラい青年の恋物語。20代の頃、初めて見て以来、忘れられない。

ふとした事から出会って惹かれあい、色々あって別れてしまう二人。別れた後に号泣する恒夫/妻夫木聡、に全く共感出来ず、楽な方に(自分と同じ健常者=香苗/上野樹里)逃げた、ように感じて最初は失望してしまったけれど、もし自分だったら、と考えたら、私もジョゼ/池脇千鶴と一緒に生きていけるか、は分からない。

恒夫のように私もジョゼに惹かれる。
が惹かれれば惹かれるほど、一緒には生きてはいけないだろうな、と思ってしまう。

切ないけど何度も見てしまう。
それぐらい、私には爪痕を残した映画。
妻夫木聡も池脇千鶴も素晴らしい。
くるりの音楽も素晴らしい。
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