朝ドラの「いもたこなんきん」で田辺聖子さんを知り、その流れでこの作品に出会いました。
この作品を観た頃は自身も若かったのですが、恋愛とはほぼ無縁の生活でしたので、ヒューマンドラマとしては面白さを感じましたが、ラブストーリーとしてはいまいちピンと来なかったものです。
しかし歳を重ねる毎に、ラブストーリーとしてもヒューマンドラマとしても、若さゆえの葛藤や歯がゆさなど、当時を振り返ると刺さるストーリーの奥深さを今更ながらに感じます。
自身も障害と闘うことになる人生を歩むことになったので、色々と考えさせられる場面が増えました。
年々、また改めて観たいと思わせてくれる良作だと思います。
関西弁の違和感は、また別の楽しみ要素として必見です。
