第三のロース

ジョゼと虎と魚たちの第三のロースのレビュー・感想・評価

ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)
4.1
十代後半とかの多感な時期に見なくてよかった。もし18歳とかで見てたらハマりすぎて頭おかしくなってた可能性がある。
いかにも小説原作という感じで、思ったより詩的だった。描かれるエピソードたちの端々に詩的な美しさがある。
長回し・おっぱい・セックスの多用、邦画特有の茶番感など、若干うっとうしいところもあった。 

私は夕暮れ時の海に取り憑かれているので、夕暮れ時の海のシーンを見ると死んでしまう。
ジョゼはおれの心の中にいるし、みんなの心の中にもいるのでは? ジョゼはおれだ…… ジョゼはおれなんだ……