「絶海9000m」という映画を観た時に実はこの「オープン・ウォーター2」のリメイク作品だったという話を聞いたので、こっちも鑑賞。
話の内容が同じなため、どうしても「絶海9000m」との相対的な感想しかありませんが、
本作の方が良かった点と「絶海9000m」の方が良かった点両方あるな、といった感じでした。
------2作品の比較※ネタバレあり!!!!------
【本作の方がよかった点】
・女優が美人なので観やすいしイライラが少なめ
・ヤリチン元彼がマウリシオ・ショーグンに似てる
・海に放り出されるまでが割とスムーズ。観やすい。
・主人公の水恐怖症の原因をちゃんと語ってる
・せっかくハシゴ降ろしてくれたのに登ろうとしないヤリチン元彼の葛藤をちゃんと描いてる。えらい
・水恐怖症にも関わらずヤリチン元彼を助けようと海に飛びこむ主人公と、恐怖症のきっかけとなった昔の出来事のオーバーラップとかをちゃんと描いてる。えらい
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【「絶海9000m」の方がよかった点】
(※当方、胸糞悪い映画をイライラしながら観るのが大好きなので、その関係で、若干こっちにひいきしてしまっています)
・女優が全員イイ感じにちょいブスで、イイ感じに胸糞悪くて終始イライラが止まらない感じが好き
・主人公の身勝手な理由で無理やり連れて来られた夫と赤ちゃんが可哀想すぎて胸糞なのが最高
・元彼がヤな奴すぎて胸糞すぎて最高
・その元彼に対してまんざらでもない主人公のクソビッチ感が胸糞すぎて最高
・性格悪いヤリチン男に対して誕生日男が「実は俺、前からお前にムカついてたんだわ」感を募らせる感じがイイ感じに胸糞で最高
・ビキニ女の「あんたたちは昔からの連れだからいいでしょうけど、あたしは赤の他人なのよ!?」というくだりで、ビキニ女の凄まじい絶望感が、めちゃくちゃ救いがなくて鳥肌
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結果、
映画としての大衆的な一般的なクオリティーでは圧倒的に本作「オープン・ウォーター2」、
胸糞悪いのが好きな人は「絶海9000m」の方が好きかも。