メキシコを代表する稀代の女性画家フリーダ•カーロの生涯を描いた作品。
一生涯の物語を上手くまとめられているかというと微妙だが、そもそもフリーダの人生が一筋縄ではいかない。
人生の歓びと痛みを謳歌した彼女の姿をエネルギッシュに描いている。
フリーダの作品を象徴的に使いながら、彼女の軌跡、想いを伝えていく。
フリーダの波瀾万丈な人生は非常にパーソナルな気がするけど、実は意外と普遍的で人間的、時代や国籍問わず訴えかけるものがある。
サルマ•ハエックによる入魂の演技は素晴らしい。
監督のパートナー、エリオット•ゴールデンサールによる劇伴もとても魅力的。