サム・ぺキンパー監督が考えていた幻の企画という説明があったが、中身を見る限りはほんとに映像化したかったのか疑問符が付く出来。
西部劇というよりはチープな恋愛ものというかドラマというか。
話の主題があっちこっちに移っていって、何を見せたいのかがよく分からない。
ただ西部劇特有の香りというか、荒野に見える風景は目に映える。
そして主演のビリー・クラダップの存在感のなさ(笑)
ビックリするほど印象がなく、助演のウディ・ハレルソンのほうが明らかに主役だろう。
ペキンパーだったら男の友情ものに仕上げることは出来た筈なのは容易に想像がつく。