RyanMihawk

スプリング・フィーバーのRyanMihawkのレビュー・感想・評価

スプリング・フィーバー(2009年製作の映画)
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人類はこんな映画を作れるのか
素晴らしい
素肌にペラペラの柄シャツを着た男
シャワーと湯気
アンダーグラウンドに憧れ
憧れのアンダーグラウンドにて
そこに留まり現れては消えて行く男たち
厳しい顔をして吊り上がった眉が美しい
すれ違う瞬間にだけ火花が走る
マッチのような人間関係

映画の最初の方にふいに道で流れてる音楽に合わせて踊り始める男二人のシーンが良過ぎて目が覚めた
それにしても、なぜこの男は自分の不倫相手の男を妻に紹介なんかしようとしたのか まったくの謎だけど、あまりにも自然な流れでそうなっていくし、なぜかそこに共感もある とにかくふたりの屈託のない感じ、自分達は正しいことをしてるんだという感じが切ない 傍目から見ると完全に間違っているから

ほぼ満席の映画館に中国人のお客さんばっかりで驚きました
RyanMihawk

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