豚

ダーク・ウォーターの豚のレビュー・感想・評価

ダーク・ウォーター(2004年製作の映画)
2.7
母親と一人娘が、引っ越した先のアパートで水に関するさまざまな異常現象に巻き込まれるサスペンスドラマ。
原作は日本のホラー第一人者である鈴木光司の「仄暗い水の底から」。
元々日本で映画化されたものをさらにハリウッドリメイクした作品。

カテゴリ的にはホラーに分類されがちだけどそこまでホラー要素はなく、主軸は主人公の抱えるトラウマや娘への愛といったところにスポットが当たっている。
「仄暗い〜」は観たのが10年近く前なのでほとんど記憶にないのだけれど、原作の持つエッセンスをうまく取り入れているように感じた。
ただ夫の描き方がちょっと納得いかないかな……雇ったあいつらについても消化不良。

ホラーとして観ると肩透かしくらいますが、母と子の物語として観るとなかなか重いテーマがズシリと乗っかかってきます。
主人公が終始イライラしててこっちまでイライラしそうになりますが……。

教訓:水漏れはプロに直してもらおう。
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