1935年の同タイトル『百萬両の壺』を観たので、ついでにこちらも観てみました オリジナル版を先に観たからか、そっちの方が好きでした
オリジナル版は喜劇的でシリアスな場面の演出の軽さと反復演出が好きだったんだけど、リメイク版はシリアスな場面に感情を乗せすぎているな〜って感じた
特に安坊が七兵衛の死を知る場面、オリジナル版だと安坊の背中だけを映していたのに対して、リメイク版は安坊の表情や泣き声も入っていて、作品全体の軽快なリズム感が狂っちゃう気がしました
リメイク版ってオリジナル版に一手間加えてるものが多くて、それが作品の良し悪しに大きく関わっているんだなって改めて思いました