全員芝居はくさいが、それがこの作品のスタイルなのだと思えばどうでもよくなってくる。人を斬っても血は出ないが丹下左膳のトレードマークとなる隻眼と片腕になるときには血が出ていて、印象づけとしてはとても効…
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姓は丹下、名は左膳。
山中貞雄監督の『丹下左膳餘話 百萬兩の壺』のリメイクで、言わずと知れたこけ猿の壺を巡る人情時代劇。
台詞や流れは大体同じ。
傑作のオリジナルをわざわざ作り直す必要が…
【山中貞雄作品のリメイク】
津田豊滋監督作品。約70年前、山中貞雄監督により作られた映画のリメイク。
百万両の隠し所を塗りこんだ壺が、それとは知らずに古物屋に売られてしまったところから始まる騒…
『丹下左膳』シリーズは、だいたい、権力者に、反発ものが、多かった印象だったのだが、今作は、それが、薄い印象。『丹下左膳』、『お藤』、『安坊』の、血の繋がりの無い、親子愛の絆が、中心で、これ『丹下左膳…
>>続きを読む1935年の同タイトル『百萬両の壺』を観たので、ついでにこちらも観てみました オリジナル版を先に観たからかそっちの方が好きだった
オリジナル版は喜劇的でシリアスな場面の演出の軽さと反復演出が好き…