オードリー・ローズのスギノイチのレビュー・感想・評価

ロバート・ワイズは名作を数多く撮った巨匠だが、『キャット・ピープルの呪い』や『たたり』なんて映画も撮っている。
正道の映画史だけでなく、やがて『エクソシスト』に連なるニューロティック・ホラーの歴史においても重要な作家だったと言える。

『エクソシスト』以降に作られたこの映画にしても、言われてるほど悪くないと思うが、同時期に作られたオカルト映画と比べて地味に見えてしまうのがつらいところ。
この時期のアンソニー・ホプキンスは山本圭みたいなウラナリ君だが、44年後の『ファーザー』にも通じる設定がある。

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