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NOBODYのtunicのレビュー・感想・評価

NOBODY(1994年製作の映画)
4.5
公園通りのカフェバーでエルメスがいいとかヴェルサーチはダサいとか言い合う広告マンたち。隣席の黒服着たグループのロレックスを馬鹿にしたのを恨まれなぜか死の抗争へと発展。ジョンウーばりの埠頭での銃撃戦からの不条理オチ。むちゃくちゃな話だけどおもしろくて震えた。

教訓:他人の持ち物にケチをつけてはならない。それはともかく広告マン加藤雅也のバチェラー部屋、間接照明だらけで素敵。クロゼットにはエルメスのネクタイがずらり、副業でペーパーバックの翻訳、意味深メッセージばかりの留守番電話。同僚の竹内力と一緒に昔は渋谷のチーマーだったという設定。

2020.7.31
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