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X-MEN:ファースト・ジェネレーションのswansongのレビュー・感想・評価

4.5

X - MENシリーズにはそれほどハマってないんだけど、これは例外!

さっすがマシュー・ヴォーン監督、「ミュータントと旧人類の対立と共存」というテーマに「キューバ危機」という史実を絡めて、めちゃめちゃ面白い映画に仕上げてますね。

しかもナチスの残党を狩る若きマグニートー (M・ファスベンダー) の活躍を007スタイルで描くとは!

まったく同情の余地のない悪役セバスチャン (ドクター・シュミット) を憎々しく演じきったケヴィン・ベーコン兄貴も素敵です。


以下、余談を少々。

先日、ひさしぶりにポール・マッカートニー&ウイングスの「ヴィーナス・アンド・マース」をひっぱり出して聴きました。

アルバム5曲目の「磁石屋とチタン男」というカッコいいブギーの原題は "Magneto and Titanium Man"。

最近まで知らなかったのですが、この曲にはマグニートー、チタニウムマン、そしてアイアンマンやキャップのライバル=クリムゾンダイナモというマーベルコミックのキャラクターたちが続々と登場してたんですね。

ポール独自のコミカルな歌詞のなかで銀行強盗を働くマグニートーは、映画とは違ってかなりのザコキャラなんですが。(笑)

それはともかく「磁石屋とチタン男」というヒドい邦題、そろそろなんとかしてほしいですね~。
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