X - MENシリーズにはそれほどハマってないんだけど、これは例外!
さっすがマシュー・ヴォーン監督、「ミュータントと旧人類の対立と共存」というテーマに「キューバ危機」という史実を絡めて、めちゃめちゃ面白い映画に仕上げてますね。
しかもナチスの残党を狩る若きマグニートー (M・ファスベンダー) の活躍を007スタイルで描くとは!
まったく同情の余地のない悪役セバスチャン (ドクター・シュミット) を憎々しく演じきったケヴィン・ベーコン兄貴も素敵です。
以下、余談を少々。
先日、ひさしぶりにポール・マッカートニー&ウイングスの「ヴィーナス・アンド・マース」をひっぱり出して聴きました。
アルバム5曲目の「磁石屋とチタン男」というカッコいいブギーの原題は "Magneto and Titanium Man"。
最近まで知らなかったのですが、この曲にはマグニートー、チタニウムマン、そしてアイアンマンやキャップのライバル=クリムゾンダイナモというマーベルコミックのキャラクターたちが続々と登場してたんですね。
ポール独自のコミカルな歌詞のなかで銀行強盗を働くマグニートーは、映画とは違ってかなりのザコキャラなんですが。(笑)
それはともかく「磁石屋とチタン男」というヒドい邦題、そろそろなんとかしてほしいですね~。