ATSUSHI

フロム・ビヨンドのATSUSHIのネタバレレビュー・内容・結末

フロム・ビヨンド(1986年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

VFXだけじゃない。
バーバラ・クランプトン様だってこの映画の最高の武器!

同じキャスト・スタッフで組んでた前作『死霊のしたたり』では脱がされキャラでしかなかった(しかも最後の最後で死んじゃうし)のが、
本作ではホラーあるあるの取り返しのつかない過ちを犯す愚かなドクターキャラでもあり、中盤はボンテージに目醒めるエロ担当でもあり、惨劇を食い止めるべく奮闘するファイナルガールでもあるのだ。もう一度で3度も美味しい役!彼女のベストワークである事は間違いない。

作品はラブクラフト原作でSゴードン監督による映像化なだけに、もはやエログロ界の一種の到達点を築き上げてしまったレベル。
お一人様が夜中にお酒片手に満喫できる事請け合いだけど、こういう映画を例えばカップルで手繋ぎで観れたなお良いのになぁ…とか考える俺も相当マヌケで変態だな