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マン・ハントのyasu555overseasのレビュー・感想・評価

マン・ハント(1941年製作の映画)
4.2
さっきアマゾン・プライムで見ました。

数多くの傑作な作品を手掛けて来たドイツ人監督・フリッツ・ラングがヒトラーの映画政策から逃れて33年に亡命してパリからハリウッドへ渡った。この作品でヒトラーの暗殺を描いたのはアメリカのプロパガンダの作品として出来上がったのは何って皮肉な作品やと思えてしまう。

主役のアラン・ソーンダイクを演じた人がヒトラー暗殺の容疑がかかって最初から最後まで逃れるのをハラハラドキドキな感じがあって最後は見事に期待を裏切るようなお互い相打ちで死んだかと思いきや、ナチスがポーランドへ侵攻、イギリス空軍がベルリンへ空襲までのテロップシーンを映して主役が味方の戦闘機から降下して終わるシーンはこれからヒトラーを再び本気で暗殺するという事を察して何ともプロパガンダらしいオチでおもろかったです🌟🌟🌟🌟🌟

途中、出会った若い女性との恋愛付き合いのシーンもあって纏めて描いてるのも良かったです🌟🌟🌟🌟🌟👍👍👍👍👍