紅蓮亭血飛沫

超電子バイオマンの紅蓮亭血飛沫のネタバレレビュー・内容・結末

超電子バイオマン(1984年製作の映画)
2.2

このレビューはネタバレを含みます

前作・ダイナマンが兎にも角にも終始忙しなく戦闘に励んでいた一方、本作・バイオマンは従来の複数作品との合同劇場版スーパー戦隊にしては異端の、44分という長丁場に。
相手の裏をかこうと策を弄し合う両陣、友人を助ける為に奮闘する男の子、公開時期が夏休みというのもあり、それをなぞるように“夏休みの思い出”を意識した話運び、といった、戦闘よりもドラマパートに重きを置いていたかのような印象を覚えます。

正直な事を言うと、従来通り24分ぐらいの尺でも充分な内容ではあるので、44分という尺を持て余しているような、ゆったりな進行ペースにそれほど魅力を感じなかったのは残念。
例年のスーパー戦隊劇場版より尺が20分ほど多いわけですから、もう一波乱入れても良かったように思います。